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まとめ

アニメ「かくしごと」の感想を語る 末永く愛されてほしい作品

『かくしごと』のアニメを見終わりました

「見て良かった」「面白かった」そう素直に思える良作でしたね

 

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TVアニメ『かくしごと』

© 久米田康治・講談社/かくしごと製作委員会

 

 

かくしごと とは?

『さよなら絶望先生』などの作者である久米田康治先生の作品。

『月刊少年マガジン』(講談社)にて、2016年から2020年まで連載されました。

2020年にアニメ化。

 

あらすじ

主人公は後藤可久士。ちょっと下品な漫画を連載しているマンガ家。

「親が下品なマンガを書いていると知られたら娘の人生がダメになってしまう…!」と、娘の姫にマンガ家であることを知られまいと奮闘する物語。

 

久米田先生の実話を基にしているネタも多く、マンガ家あるあるを交えながら、親子の姿を描いています。

 

久米田作品のアニメを見るのは『じょしらく』以来でした

社会風刺を面白く交えてくるのが特徴ですね

 

アニメのおすすめポイント

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TVアニメ『かくしごと』

© 久米田康治・講談社/かくしごと製作委員会

kakushigoto-anime.com

夏にぴったりの爽やかさ

基本的に1話完結型の12話構成。

気軽に見れますし、ほのぼのドタバタコメディと言った感じで、終始安心して楽しむことが出来ます。

1話1話がとても丁寧に作られていて、随所から製作陣の愛を感じます。

 

EDには大滝詠一の名曲「君は天然色」を採用しています。

これがもう反則的に作品に合っていてとても好きです。

youtu.be

少しずつ確かに置かれていく伏線

基本的に姫が10歳の話が中心ですが、18歳の話も同時に描かれます。

18歳になり父親の秘密を知った姫。その表情は何だか暗そうで…

 

この作品には秘密や謎がたくさん隠れているのですが、1話進むごとに少しずつ真相に近づいていきます。

伏線の張り方がとても丁寧なので、話が進んでいくほどワクワクしてきます。

「あぁそういうことか」と納得できる最終回まで、ぜひ見てほしいです。

 

アニメとマンガ 2つの最終回

月刊誌での連載だった都合上、アニメの方が先に最終回を迎えました。

アニメの最終回も素敵でしたが、 掲載されたマンガの最終回を読むと、更に感慨深いものがありました。

個人的には「2つで一つの最終回だな」と思っているので、アニメで興味を持たれた方はぜひマンガも読んでみてください。

 

最終回はマガポケのアプリで読みました

最新話もスマホですぐに読める。良い時代になりましたね

末永く愛される作品になってほしいです

 

久米田康二 講談社