「ヨルシカ」「YOASOBI」「ずっと真夜中でいいのに」、夜を冠する3つのアーティスト
Youtubeで「ヨルシカ」の曲を聞いていたら、おすすめ欄に「ずっと真夜中でいいのに」「YOASOBI」が表示されて魅了されて…
よく聞くようにはなったのですが、改めて考えてみると詳しくは知らないことに気付きました。
ということで、今回はこの3つのアーティストについて調べてみました。
ヨルシカ
ボカロPとしても活動されているn-buna(ナブナ)さんが、ボーカルのsuis(スイ)さんと共に2017年に結成。
バンド名は、2017年発売の1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』の収録曲「雲と幽霊」の歌詞の一節「夜しかもう眠れずに」から取られているそうです。
2019年4月に1stフルアルバム「だから僕は音楽を辞めた」を発表。
特徴としてヨルシカの楽曲には物語があり、ストーリーが繋がっています。
とても分かりやすい「せ」さんのストーリー考察がこちら▼
ずっと真夜中でいいのに
2018年6月4日、YouTubeへ「秒針を噛む」のMVを投稿し活動開始。
ボーカル、作詞作曲はACAね(アカネ)さん。MVのアニメーションはWabokuさんが担当しています。
メンバーの構成が明確に発表されていない謎多きアーティストです。
「秒針を噛む」では、ボーカロイドクリエイターのぬゆりが作曲(ACAねと共作)
ほとんど無名の状態から動画が拡散し、ヒットとなりました。
マスコットにうにぐりくんと言うキャラクターがおり、様々なMVに出演しています。
2018年11月1stミニアルバム「正しい偽りからの起床」を発表。
2019年10月1stフルアルバム「潜潜話(ひそひそばなし)」を発表しました。
YOASOBI
ボーカロイドPのAyaseさんとシンガーソングライターのikura(幾田りら)さんからなるユニット。
ソニーミュージックが運営する小説&イラスト投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を原作として作曲を行っています。
2019年、星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』を原作とした1stシングル「夜に駆ける」でデビューしました。11月にMVをYoutubeへ公開し、ヒットとなりました。
”おすすめされる”共通点は何か?
楽曲のストーリー性と考察の余地
「ヨルシカ」には楽曲全体にストーリー性があり、「ずっと真夜中でいいのに」には謎多き歌詞とミュージックビデオ。そしてYOASOBIは小説を土台としており、それぞれが曲に物語を持たせています。
そのストーリー性が「どんな物語なのだろうか?」「この歌詞や映像にはどんな意味があるだろうか?」と考察の余地が生まれ、視聴者を惹きこみます。
MVにアニメーションを採用
それぞれのアーティストはMVにアニメーションを採用しています。 楽曲だけでなく、映像としても楽しめると言う点が、Youtubeが流行している今の時代にマッチしているのでしょう。
ボーカロイド世代に受け入れられる
楽曲にストーリー性があり、PVがアニメーションというのは全盛期のボーカロイドを思わせます。
ボカロPが作曲に関わっているのも大きいでしょう。
若い世代だけでなく、ニコニコでボカロを聞いて育った世代にとっても馴染み深いものであり、受け入れやすかったように思います。
また、「ずっと真夜中でいいのに」「YOASOBI」のヒットの早さは、SNSと拡散とYoutubeの流行、「素晴らしいアーティストを見つけた古参になりたい!」と言う視聴者の思考など、様々な要因が重なっています。
おわりに
個人的には、最初は歌詞ではなく曲の方に惹き込まれる視聴者が多いように思います。
それぞれのアーティストの今後に目が離せませんね。
これからもボカロPがボーカルを迎えて、YoutubeでアニメーションMVを発表していくパターンは増えてくるかもしれません。
あなたはどのアーティストが好きですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。