カレー沢薫とは 漫画家 コラムニスト 無職 その正体は一体…?( ´ω`)
2020年に発売した『ひとりでしにたい』『きみにかわれるまえに』が話題。
もしかしてカレー沢先生の時代がきてる…?
というわけで今回は私の好きな作家の話。
『ひとりでしにたい』
2020年3月に1巻が発売。
生涯独身であった叔母の孤独死をきっかけに、婚活から終活へシフトした主人公の物語。
「アラサー・アラフォーからの終活」をテーマにして、誰にでも訪れる可能性がある孤独死について、ユーモアを交えながらも真正面から向き合う挑戦的な作品。
『きみにかわれるまえに』
2020年5月発売。
ペットと人間をテーマにした出会いと別れを描いた作品。17のマンガ短編集。
ギャグばかり描いている作家がマジで泣かせにかかってきた感動作。
カレー沢薫について
カレー沢薫(敬称略)はマンガ家であり、コラムニスト(あるいはエッセイスト)という異色の一面をもつ。
女性であり、既婚者。
本人はOLと兼業だった過去があるので、現在は無職兼作家と言っている。
2009年、『モーニング』主催・第26回MANGA OPENに投稿した作品が編集者の目にとまり、『クレムリン』と題を改めてデビューした。
風刺を交えたギャグ系の作品を得意とする。( ´ω`)顔の動物や人間が登場することが多い。
2014年に発売したエッセイ、『負ける技術』が売れる。2015年に文庫化。
私はここからファンになった。
キレッキレの風刺を交えた文章にハマった人が続出。ネガティブが一周回ってポジティブになっている。
通勤時に事故にあったが車と体よりも遅刻する事を心配していたなどヤバいエピソードが満載である。
ここからコラムやエッセイの仕事が急増。
『女子SPA!』『マイナビニュース』など様々な場所にエッセイやコラムを連載する。
この頃は明らかにマンガより文章の活躍を見る方が多かった。
2016年「cakes」に連載した「ブス図鑑」をまとめた『ブスの本懐』が売れる。
そしてTwitterでは永遠にガチャを回していた。
カレー沢が書いたイラストを待ち受けにするとガチャが当たると噂され、誰が言い出したのかTwitterでは信者に「メシア(救済者)」と呼ばれはじめる。
メシアが「本を買って燃やせ」と言うものだから、信者たちは本を買ってお焚き上げを行っていた。
そうして入ってきたお金でメシアはガチャを回すのである。(※この物語はフィクションです)
ちなみにメシアはネコを崇拝している。
信者<メシア<ネコ の構図である。(※この物語はフィクションです)
そして「FGOの土方」「刀剣乱舞のへし切長谷部」の話ばかりしている気が狂った本を出版するに至った。
そして2019年には作家として10周年を迎えられた。
そんな経緯を経て、2020年に発表したのが上記の2冊である。
今回紹介した本以外にも様々な作品を発表されているので、ぜひ調べてみてほしい。
今年はカレー沢薫先生の年になるだろう。そんな布教活動の記事であった。