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【本棚整理】本棚を掘り起こす。

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こんにちは。

今日は本棚を整理していきます。

そこまで散らかっているわけでは無いのですが、本棚を整理して本を眺めるのが好きなので定期的にしています。

せっかくなので、ついでにどんな本があるか紹介しようと思います。

 

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ごちゃごちゃしている…

 

実家にほとんどの本は置いていますので、これは一部になります。

カラーボックス1個分。一人暮らしを始めて買った本がほとんどです。

 

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本棚の最上は、moffmachiさんのカレンダーとダンボーが鎮座。

イノシシは私の干支になります。ぶーぶー

隣には『銀河鉄道の父』に『蜜蜂と遠雷』。そして黒猫のブックスタンド。

黒猫は縁起が良いので、部屋の中に小物をたくさん潜ませています。

 

 

外観をいじったところで、本格的に本棚の掘り起こし。

 

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ライトノベルやキャラクター文庫が出てきました。

『りゅうおうのおしごと!』『錆喰いビスコ』『86-エイティシックス-』と有名な本が多いですね。特に『りゅうおうのおしごと!』は女流棋士たちの現実をメインに描いていて面白いです。

新潮NEX文庫も好きで、医療ミステリーの「天久鷹央」シリーズはずっと応援しています。この何年かで作者の知念実希人さんもだいぶ有名になられました。

 

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コミックスも数冊出てきました。kindleを購入してからはマンガを全て電子書籍にしたので、これはその前に買ったものですね。

下三冊は『ダンジョン飯』で有名な久井諒子さんの中短編集。めちゃくちゃ好きなので実家から持ってきました。ファンタジーと現実を織り交ぜたおとぎ話が多く、今でも何度も読み返します。オススメは『ひきだしにテラリウム』です。

久井諒子さんはまた別の記事で書いてみたいですね。

 

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最下段には猫デザインの箱。seriaで100円で買えます。

傷んだらすぐ買い替えられるし、処分にも困らないので重宝しています。なによりこのデザインが素敵です。これが100円で買えて良いのか。

この中には文学系の文庫が収められています。

 

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大学のゼミでも扱った宮沢賢治の本は大切に持っています。

『銀河鉄道の夜』は新潮プレミアムカバーです。さぞ羨ましかろう(何が)

『檸檬』『蜜柑』は乙女の本棚シリーズと言う、イラストを添えた日本文学の本です。

げみさんの描かれるイラストがとても綺麗なのでオススメです。

 

古典の解釈本もたくさん出てきます。

吉海直人さんが監修された『マンガで楽しむ古典 百人一首』は、イラストや解説が個人的に最高だと思っていますので、書店で見つけたらぜひ眺めてください。

「眠れないほど面白い~」シリーズは、源氏物語が最高です。小さな文庫なのに、源氏物語の魅力がこれでもかと詰まっています。

光源氏がマザコンでロリコンと言い切っています。止めてあげてよ。

作者の板野博行さんは東進の名講師。今年不祥事で逮捕されました。絶版になったら悲しいですね。

 

ちなみに古事記は「もげやま日本神話」が良いですよ。WEBでも読めます。

mogeyama.client.jp

 

 脱線しつつも整理を続けます。

本当に好きな本だけを残しているので、整理となると途中で読んでしまって進まない進まない。すまない。

 

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最下段からは画集がちらほら。

綺麗な背景イラストが好きなので、loundrawさんの画集や、「君の名は。」の美術画集を持っています。

『PONE』は『約束のネバーランド』で有名な出水ぽすかさんの作品集。ファンタジーと遊び心満載のイラスト集で一目ぼれしました。

 

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大ファンの『とんがり帽子のアトリエ』

kindleを使い始めてからもこれだけは限定版コミックスを買い集めています。

隣の複製原画集は完全受注生産で2万円くらい。電化製品クラスの値段。

家宝なので傷が付いたら泣く。

 

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こちらも家宝である『平成同人物語』。

平成最後の年にコミケなどで販売されました。商業本ではないので、おそらくあと数年もしたら入手困難になると思います。

平成アニメを見て育った有名イラストレーターたちがイラストを寄稿しています。平成アニメの年表を見ているだけでもめちゃくちゃ楽しいです。

 

折り返し地点。

 

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『十三世紀のハローワーク』。もちろん現代の仕事はありません。

ファンタジーでよく聞く職業の歴史をイラストと共に解説した本なのですが、参考文献の数に驚きます。ファンタジー好きは読まなきゃ損というレベルです。

 

中段は主に文庫本。

これもseriaで買える布BOXを組み合わせています。

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恋愛ものや短編集が好きなので、そういった文庫が多いです。

『半分の月がのぼる空』は『流れ星が消えないうちに』を書かれた橋本紡のライトノベル。中学生の時に読んで大きな影響を受けました。

文春文庫を持ってきており、ライトノベルは実家に置いています。

「コンビニたそがれ堂」シリーズはもともと児童文学でした。現在は大人も読める文庫として販売されています。

村山早紀さんの書かれる物語はとても優しく心温まるもので、大学生の時にハマりました。

 

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敬愛する森見登美彦さんの本。なんと本棚にゼロ。多すぎるので全部実家。

あったのは解説本だけでした。いくつかはkindleに入れています。

児童文学や幻想文学は大学で専攻していたので、いくつかそういった本がありますね。

三宅香帆さんが書かれた『人生を狂わす名著50』は、愛のある書評を綴った読書案内です。多くの人に読んでいただきたいです。

他の文庫には乙一さんや小川洋子さん、梨木果歩さんなどなど……

 

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海外の本もいくつかありました。

SF系はほとんどkindleにしましたが、『夏への扉』は大事に残しています。

『グレートギャツビー』は、大学生の時アルバイトをやめる際に友人に買ってもらったものです。懐かしい。

 

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心理学や哲学も好きなので、自己啓発系の本がちらほら出てきました。

何度も読み返したいものや、役に立った本しか置かないので、自己啓発系の蔵書は移り変わりが激しいです。

その中でも大事にしているのが上の二冊。

アドラー心理学が流行した時に買った八巻秀さんの本。解説が分かりやすく手元に置いておきたい一冊。

そして『より少ない生き方』はミニマリズムの本。大学生のときに読んでからこの本の考え方を大切にしています。何でもかんでも捨てるのでは無いというのが、自分には合っていました。

 

 

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そうこうする内に片付きました。

本棚が整っていると気分が良いです。

今度は積ん読を崩す旅へと向かわねばなりません。

それではまたどこかで。