コンテンツの海を泳ぐ
こんにちは。
最近は文章に関して調べることが増えました。惰性でゲームしていた頃よりは楽しいです。
noteにてこのような記事を見つけました。
確かにコンテンツは多い。そして人生の時間は限られているので、楽しめることには限界があります。
口コミで、「良いものがちゃんと評価される」時代になったのは、私も感じていたことです。しかしその中で、埋もれていくコンテンツもたくさん。
今回は、このコンテンツのあふれる時代にどう生きていけば良いかの独り言です。
コンテンツに埋もれる
アニメもマンガも映画もたくさん楽しめる良い時代。でも「いつでも見れる」は「別に今見なくても良い」に繋がりますよね。
映画は2時間程度で見れますが、拘束時間は長い。アニメは1話30分ほどですが、ワンクール見るとなると単純計算で6時間はかかるわけです。
Youtubeを流して見ていると無限に時間は過ぎていくし、ゲームしていると同上。読書するなら、さらにまとまった時間がほしい。
今まで生きていて、「この世には面白いものがたくさんあるのに全てを楽しむことは出来ない」と感じたことが何度か。逆に楽しみにしていった映画が、おそろしくつまらなくて困った。なんてことも普通にありました。
こうしてコンテンツに埋もれながら生きてきて、インターネットの発達によって情報発信の場所は増え、誰もがメディアに、クリエイターになれる可能性が出てきました。
そうすると、更にコンテンツは増えていきます。今も誰かがコンテンツを作っているはずです。あ、また増えた。
つまり、「何かを楽しむためには何かを諦める必要がある」という事ではないか。
コンテンツは埋もれる
Youtubeは何かをしながら見る人が多いそうです。映画やアニメも、何かをしながら見るという人はたくさんいると思います。
何かをしながら、というのは表面だけをさらった状態で細かく楽しめるわけではないと思っています。
でも、そうする気持ちは分かります。たくさんのものを限られた時間で楽しみたいですからね。
しかし、これは作品一つ一つをじっくり楽しめない時代と言えるかもしれません。
また私はアニメが好きですが、昨今はアニメが増え続け、予算や時間の問題で作品の質が落ち、原作に興味をもってもらう広告扱いと言うのも多い。アニメを一つの作品として楽しんできた私にとっては悲しい事実です。
「アニメがたくさん作られるのを望んでいるのは、いったい誰なのか」とずっと思っています。
コンテンツが多くなればなるほど、ハズレを引く可能性も上がる。口コミがどれだけ重要か再確認します。
コンテンツの海の泳ぎ方
コンテンツとの付き合い方が、これからはさらに重要になってきそうです。
個人的には、時間を損しないためには「好きを見つける」「好きを深める」の2つの目的で分けるのが良いと感じます。
何年か前、Youtuberのキャッチコピーで「好きなことで生きていく」というのがありました。好きなことで生きていけたら苦労しないだろなど、と私は思っていました。
しかし、今はもう「好きなことが無ければ生きていけない」時代がきていると思います。
社会人になって毎日仕事で疲弊して、「これがあと何十年も続くのか」と考え出すと、生きる意味を見失ってしまいそうになります。社会全体で趣味が推奨されるように、「好きなことを持っていること」「自分が何が好きかを知っていること」が大切だと思い知ります。
好きを見つける 深める
コンテンツの海は水族館のように、外側から眺めることが出来ます。
まずは、様々な情報が集まる総合メディアやプラットホームで雑多に情報を吸収するのが良いと思います。
そして、自分が好きなことが分かったらそれを深めていく。
コンテンツの海を泳ぎ出し、海を渡る自分だけの船を作る。最初は小さな好きでも、いずれは大きく広がるはずです。
Twitterで趣味・嗜好が似ている人をフォローしたら、気になるコンテンツがリツイートで流れてくるように、好きはどんどん広がります。
つまり、「自分が何を好きか」を正しく知ることが、コンテンツと付き合っていくのに必要なことだと感じます。
結局時間はない
最近ははてなブログやnoteについて調べて「好き」を追求しているのですが、結局面白いことであふれていて時間が足りません。
でも、「あれもやりたい」「面白そう」と考えて生きるのは楽しいです。
「私はこれが好きです!」と言える人にとても魅力を感じるので、私もそういう人になれるように頑張りたいと思います。
私の船は現在工事中です。